早く走れ!では、早くは走れない


単に「早く走れ!」とアドバイスしても

100m走が劇的に早くなることはありません。


100mを早く走るには、

早く走れるそれなりのトレーニングや知識が必要となります。


でも、「早くして!」「早く準備して!」

とお母さんたちは嘆いたりします。


職員のお子さんが

『お母さん、早くって何?僕は僕なりに早くしてるよ』

と言ったことがあったそうです。


急いでいないわけではなく、お母さんの「早く」と、

子どもの「早く」の基準が一致していないだけだったのです。


オリンピックの陸上選手がお母さんたちに

「早く走れ!」と言っても、

「私なりに早く走ってるよ!」としか言えないことと同じだったりします。


「早く!」という曖昧なアドバイスより、

「早くしたい!」と思う工夫を考えたり、

「5分で準備をしてね」と具体的に伝えてくれるアドバイスが、

結果的に子どもたちの力を伸ばせるのではないでしょうか。


おへそ保育園園長 吉村直記

(佐賀新聞ひびの子育て掲載記事 H27.7.2)

▶記事はこちらからご覧いただけます。


―編集後記―

元気がない人に「元気を出せ」というより、

何故、元気が出ないかという原因を突きとめてから、

何か手立てを考えて上げた方がいい場合があります。

元気を出したくなくて、困っているんじゃなくて、

元気を出したくても、出せないから困っているんです。

子育てにおいても同じような場面はないでしょうか。



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