保育の中での「切り替え」という概念

園を訪問される保育者の方でよく気にされることが、


「遊びからの切り替えはどうしていらっしゃいますか?」

「こんなに夢中で遊んで、給食に来ますか?」


遊び込んでいるところから、食事に切り替えるところが気になるとのこと。


そんなこと今まで一度も考えたことがありませんでしたが、多く質問を受けるので、少し考察してみました。


まずもって、子どもが遊び込んでいるところを「切り替える」ということをあまりしない、ということ。


子どもを「切り替える」より先に、給食の準備をしてしまえば、子どもたちは自然と集まってきます。


当園の給食は、1歳児でも12時近くに食べますし、以上児になるともっと遅い時間に食べます。子どもたちの様子を見てて、お腹がめっちゃ空いたと感じている時間がそれくらいだったので、何気なく設定をしたのですが、他園の先生方からすると少し給食の時間が遅いと感じるようです。


お腹が空いていれば、自然と給食に集まってきますし、自主的に食事に向かうのは当たり前なので、「切り替え」という概念がありません。


お腹が空いて、ちょっとでも給食の匂いや、給食のカートを見ると、赤ちゃんたちもみんな食い入るようにみています。


声かけがあるとすれば「給食そろそろですよ~」くらいでしょうか。


ですから、「遊び」から「給食」にスムーズに切り替える方法を聞かれても上手く答えられません。


給食への切り替えが上手くいかないのであれば、一度、確認したいのが、「その子のお腹は減っていますか」ということです。そもそも「切り替える」という発想が保育を難しくしているのかもしれません。


食事は、保育者から切り替えさせられて向かうものではなく、日々の営みですから、お腹が空いたな~と向かう。というのが自然です。


たまに、「まだ遊びたいんだ!」と食事に向かわない子も出てきますが、少しほっといて時間が立てば自然と食べにくるものです。

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