10月あいさつ「赤ちゃんのコミュニケーション力」 


少し肌寒い日が続くようになってまいりました。先月のスポフェスでは子どもたちの大きな成長が見れた機会となりました。今年度も後半に突入しました。毎年、夏を越える頃からの子どもたちの成長はめざましいものです。保護者様も大いにご期待いただければと思います。  


さて、9月・10月と赤ちゃんの新入園児も増えていることもあり、今回は赤ちゃんのコミュニケーションについて考察したいと思います。  


赤ちゃんは泣くことによってコミュニケーションをし、泣くことへの対応によってその能力を向上していうると言われています。  

泣くことによって「おしりが気持ち悪いよ~」とか、「お腹が減ったよ~」と非言語ですが、伝達しようとしています。発達的に未熟で生まれてくると言われている人間は、「泣く」という力は人に助けを呼ぶ大切な身を守る手段なのでしょう。


その「泣く」=「コミュニケーション」と考えれば、子どもが泣く前にオムツを変える、子どもが泣く前に食事を与える、子どもが泣く前に全てのことを段取りよく親がやっていては、そのコミュニケーションをする必要性を無くしていくかもしれません。子どもたちの訴えがあって、親が温かく抱いてくれて優しく対応してくれる。その繰り返しによって、コミュニケーションを覚えていくように思います。  


子どもの頃から学んでいなければ、大人になって、訴えずとも自分の要求が通ることなんていうことはありません。しっかりと自分の意思を伝えるという経験ができる環境を赤ちゃんにもつくってあげたいと思います。語弊があるかもしれませんのでお伝えしますが、決して、ほったらかしにするということではありません。子どもたちが「自ら育つ機会を奪わない」ということです。  


さらに、赤ちゃんは、授乳をしているてお腹がいっぱいになれば自分で口を離します。ということは自分自身が飲む量、お腹がいっぱいになる感覚が分かっているということです。それを必要以上に、量を測り、時間を測り、赤ちゃんの要求を待たずに与えることは、そういう能力さえも奪ってしまうのかもしれません。私たちも、コミュニケーション能力を含めた子どもたちの育つ力信じて保育に励んでいきたいと思います。 


おへそ保育園園長 吉村直記

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