子どもの課題を奪ってはいけない

子どもたちは毎日さまざまな課題に出会います。

一見、大人から見るとたいしたことが無いことでも子どもたちにとっては大切な課題だったりします。 

 以前、卒園児の保護者さんが学校の先生から「教科書を忘れることが多いのでお母さんチェックしてあげてください。」と言われたというお話しを聞きました。


 この場合の子どもの課題は、「忘れて恥ずかしい思いをすること」「忘れて誰かに頼り教科書を見せてもらうように行動すること」「忘れて先生に怒られて悔しい思いをすること」などです。


 子どもたちはその課題を解決する過程で学びがあります。

それは、算数とか英語とかの能力ではなく、生きる力という学びです。


 少子化になった今、子どもたちは大人に囲まれて育っています。

大人が課題を肩代わりしてくれる機会がたくさんあります。

兄弟とケンカをして、兄ちゃんには歯向かわない方がいいな~とか、兄ちゃんにはこうしたら勝てるぞ(笑)とか、学ぶことは人それぞれかもしれませんが、課題を通じて、子どもが主体的に学び自分の問題解決能力へと変化させていきます。 


 子どもが困ることを少しずつ、積み重ねていくことが、将来の課題に立ち向かう力になります。

子どもが困らないようにすることは、子どもの課題を奪うことにつながります。 


 大人が子どもの課題を奪っていないか、肩代わりしていないかを少し立ち止まって考えることは大切だと思います。


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