8月園長あいさつ「万分の一でもいいから世の中のために」

プール日和の日が続き、子どもも職員も肌を真っ黒にして夏を楽しんでおります。22日は夏祭り。保護者さんと子どもたちの笑顔を見るのが今から楽しみで仕方がありません。

さて、8月6日は広島、9日は長崎に原爆が落とされた日です。この時期になるとテレビや映画を通じて、その時代のことをたくさん学ぶことができます。目の前の子どもたちに平和な日が続くように私たちは過去から学び、未来につなげていかなければなりません。

先日テレビを見ていると、神風特攻隊から出撃し、7発の銃弾を受けたにも関わらず、奇跡的に生還した男性が涙ながらにこんなメッセージを伝えられました。

「戦争というのはその日、その日が命がけです。特攻隊に行ったのは、多くがあどけない顔の若者ばかりでした。今の日本と比べてあまりにも差があると思います。あの若者たちの百分の一でもいい、千分の一でもいい、万分の一でもいい、その気持ちを組んで世の中のために頑張ってもらいたいと思います」と。

私は息子と娘に平和な時代を生きて欲しいという意味を込めて「和」という字を名前に入れました。戦争で命を落とした方々の中にも、私たちと同じように家族がいて、子どもたちがいる人たちがたくさんいたことでしょう。

戦争を繰り返さないのはもちろんですが、必死の思いで命を投げうった人たちがいて、今の平和な世の中があることを私たちは忘れてはなりません。また、その人たちの想いを少しでも組んで、この平和を次世代に繋いでいかなければなりません。

当時、「犠牲の精神」という考えがあり、困っている人がいると自分を犠牲にして助けることが美徳とされたそうです。

私自身その考えに全て賛成するわけではありませんが、先の男性がおっしゃった「万分の一」でも、世の中のために心を使う精神は絶対に忘れてはならないように感じます。

11日は皆さまのおかげをもちまして30歳を迎えることになります。私が尊敬する吉田松陰先生は、29歳でお亡くなりになられています。もうその年齢を越えてしまいました。まだまだ、力不足で、成長途上の未熟者ですが、皆さまに引き続き、たくさんのご迷惑をおかけしながら頑張ってまいります。


おへそ保育園園長 吉村直記

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