世界で生きるチカラ①2020年、日本の教育が大きく変わる

日本では現在、大きな教育改革が進んでいます。そのひとつに教育界の黒船と呼ばれる「国際バカロレア」の導入によって〝世界標準の教育〞が始まると言われています。 


2020年、日本の教育が大きく変わる


「新入社員の働く目的」の推移を見ると、2000年以降、「楽しい生活をしたい」という若者の割合が大きく上昇し、近年では約4割に迫る勢いだそうです。

経済的な豊かさよりも、自分自身が楽しく生活をしたい、自分の能力や構成を活かしたい、という「自分らしさ」がキーワードになっているようです。地位や名誉、名声、権力、豪華な家に住み、高級車を乗り回すことには価値を感じず、「自分らしく」という「真の豊かさ」に向かっています。

「幸せの基準」、「豊かさの基準」というのは時代背景が変わる度に変化していくものです。仕事に対する意識、教育に対する意識、私たちの価値観は進化し続けています。


「自分らしさ」を追及する若者に、一生懸命に知識を詰め込んで、いい大学に入って、いい会社に入っても、幸せや豊かさを感じることのできない人が増えているのはデータが明確に表しています。

知識は、手元のスマホによって瞬時に手に入るようになりました。知識の詰め込みが必要な時代から、知識を活用する時代に変わっていっています。


受動的に知識を吸収するだけではなく、子どもたちは、これから「自ら学ぶ力」が必要で、知識が情報を選択し、問題を解決し、主体的に参加して学ぶ人を育てていかなければなりません。


そんな日本の教育の大改革のひとつが、2020年を目途にセンター試験を廃止するというものです。一発勝負の大学入試ではなく、高校での基礎的学習達成度を測るもので、高校2年生から3年生にかけて複数回受験できるようになっているそうです。また、従来の出題スタイルから、思考力・判断力・表現力を評価するための問題にシフトし、回答方式に記述式も加わり、結果が1点刻みではなく、レベルごとに段階表示されるとのこと。


子どもたちは、今から、知識を覚える学び方だけでなく、自らが答えを探していく主体的な学びを提供してく必要があります。一発勝負で知識の暗記力を測る入試制度からの脱却は、日本の教育において非常に大きなターニングポイントとなりそうです。


次回につづく


参考文献:「世界で生きるチカラ」国際バカロレアが子どもたちを強くする 

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