世界でいちばん非常識な幸福論

近年の世界的な幸福度調査で一番になったのが「フィジー」。

アメリカの世論調査会社による2014年の調査で、

フィジー国民の93%が「幸せを実感している」という結果で1位だそう。


日本はというと幸福度58%。全体で39位。

世界65ヵ国(6万4千人)への調査ということですから、下から数えた方が早い順位。


幸福度調査は、一般的に2種類あり、「主観系」と「客観系」。

主観系は、あなたは幸せですか?と質問するタイプ。

客観系は、幸福になる要因(平均寿命、識字率、就学率、GDP等)を定めて幸福度を測るタイプ。


後者の調査では、日本は強く、国連開発計画(UNDP)が2014年に発表した報告書によると、フィジーは187ヵ国中88位。日本はなんと17位。


つまり、日本には、「幸せを構成する要素」はあるけど、主観的には「幸せ」だとは感じていない。

ということです。


日本は物質的にはは豊かになったとしても、幸せを感じていない。

一方、物質的に決して日本ほど豊かではないフィジーは幸せを感じる人が多い。


それはなぜなのでしょうか。

まず私自身が感じたことは「足るを知る」という精神でしょう。

「知足者富」 (足るを知る者は富む)

 満足することを知っている者は、心豊かに生きることができるんだよ、 と、老子は説いています。


物を増やすことによって幸せを感じてきた先進国と、あるものに感謝をしてきた国民性。

モノに囲まれるより、ヒトに囲まれることを幸せに感じてきた国民性。

今という時間を大切にし、困った人を全力で助けようとするギブ&ギブの国民性。


そんな身近なことに幸せを感じながらフィジーの人たちは過ごしているのかと思うと、なんだか、もっともっとと望んでいる自分ももう少しゆっくりで良いのかなと感じています。

ちょっと急ぎすぎている日本、頑張りすぎている日本、周りを気にしすぎている日本、まっすぐ歩きすぎの日本・・・この本には、肩の力を抜いて、みなさんが今よりちょっぴり幸せを感じるヒントが込められているように思います。


ちなみに、私の妻は半年ほど、日本語教師としてフィジーへ滞在していました。

だからでしょうか、コンビニで箸をもらうのを忘れて、手づかみでお弁当を食べていても、幸せそうなのは(笑)。

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